第3回 日本ビール検定 1級 試験 040の解説
040
小麦に関する問題だったのだ。
(無断複写・複製・転載することは~、以下略。問題は詳しく書けない。ごめん)
小麦には大麦のような
殻がない。麦汁ろ過は
円滑に進むは間違いX
ランビックは製麦していない
生の小麦を用いる、良い。
ケルシュの製造には
小麦麦芽を使用することは
禁止されているは間違いX
「ゲルマニア」には
古代ゲルマン人のビールの
原料として小麦も用いたことが
記されている、良い。
2つが誤り。
(内容に該当するものが
いくつあるか選択する問題。)
補足
小麦の麦汁ろ過に関しては
ろ過材の役割を果たす穀皮が
小麦にはないため、細かい粉が
多く、ろ過は難航すると思われる。
ランビックは比率として
約30 %の麦芽にしない小麦と
約70 %の大麦麦芽で造る。
ホップは長期保存をして、
苦味の少なくなったものを使う
特徴がある。
野生酵母で発酵し、
乳酸の酸っぱさがある。
ランビックついては、
『THE JAPAN BEER TIMES No.16 AUTUMN'13』
『THE JAPAN BEER TIMES No.23 AUTUMN'15』に
詳しく載っている。
@いいんちょーの今日の「ひとこと」
どうもいいんちょーです。
ランビックに関してはどうも勉強不足です。結構に難しいから勉強し甲斐があるでしょう。もう少しベルビービールの勉強をしよう。
参考文献
『ビール世界史紀行 ―ビール通のための15章』 村上満 ちくま文庫
『THE JAPAN BEER TIMES』 No.16 AUTUMN'13
『THE JAPAN BEER TIMES』 No.23 AUTUMN'15