びあけん1級対策委員会

日本ビール検定1級合格のための対策委員会

第3回 日本ビール検定 1級 試験 041の解説

041

 

2回煮沸法に関する問題だったのだ。

(無断複写・複製・転載することは~、以下略。問題は詳しく書けない。ごめん)

 

 

日本ビール検定公式テキスト

2018年4月改訂版の

p48の デコクション法の図を見て欲しい。

 

泡持ち向上を図るには

タンパク休止を長めにとる方が

望ましいは間違いX

 

糖化の時間を短めにとると

アルコール度数を高める方向に

作用するは間違いX

 

酵素を失活させるには75 ℃まで昇温させ

ワールプールを用いて、固体と液体を

分離するは間違いX

 

マイシェを仕込釜で煮沸するが

主目的は麦汁の殺菌を確実に

行うためは間違いX

 

4つが誤り。

 

(内容に該当するものが

いくつあるか選択する問題。)

 

 

補足

タンパク休止が長いと

泡持ちに関与するタンパク質が

アミノ酸に分解され過ぎてしまう。

タンパク質が少なくなってしまう。

 

糖化が短いと

分解できる糖が少なくなるため

初期糖度が小さくなり、アルコール度数は

上がり難くなる。

 

いいんちょーの今日の「ひとこと」

どうもいいんちょーです。

 項目すべてが、科学的な問題かと思ったら、ひとつワールプールを挟んで工程の間違いを入れてくるという引っかけ具合。問題を良く見なくては。

 

参考文献