第7回 日本ビール検定 1級 試験 022の解説
022
製造工程に関する問題だったのだ。
(無断複写・複製・転載することは~、以下略。問題は詳しく書けない。ごめん)
インフュージョン法では、
仕込釜は用いない、良い。
麦汁ろ過の際、第二麦汁は
第一麦汁よりpH値が高くなる。
→ pH値が低くなるは間違いX
珪藻土は、ビールろ過の際に
ケークとして用いられる、良い。
麦芽、ホップ及び水を原料として
発酵させたものにさらにホップを
加えて発酵させた場合、
ビールに該当する場合がある、良い。
補足
インフュージョン方式では
仕込槽をガスで加熱して仕込むため、
仕込槽だけとなる。
仕込釜と仕込槽を必要とするのは
デコクション方式である。
麦汁ろ過では、第一麦汁で
酸(主にアミノ酸)などが抽出され
マイシェに含まれる酸が少なくなる。
pH値は酸性なほど小さい数値で、
アルカリ性に近くなると大きい数値と
なる。酸が少なくなるとpH値は最大の
11 に近づく。第二麦汁は高い数値に
近づくのである。
僕的には、お湯を含むため、
どちらかというと、
酸性が中性に近づくイメージの方が
正しいように思う。
珪藻土とはなんだ?
『珪藻土の最大の用途は濾過助剤である。吸着能力は低く、溶液中に溶解している成分はそのまま通し、不溶物だけを捕捉する性質がある。そのため珪藻土単独で濾過する事は稀で、フィルターに微細粉末が目詰まりしてしまうのを防ぐためにフィルターの手前において微細粉末を捕捉するのに用いられる。』
Wikipedia先生のこの文
書いた人は、良い。
非常にケークろ過の意味を
明解にしてくれる。
いわゆる、ドライホッピングの
ビールの定義問題は、
平成 29 年度税制改正による ビールの定義の改正に関するQ&A
問1‐11に記載されている
内容の通りとなる。
なんだか謎だが、発酵前なのか
発酵後なのかが本国においては
重要らしい。
面倒くさい話を捨てて考えるとどうやら、
”全ての原料を入れた後”に主発酵といえる
アルコールの生成(アルコール度数の増加)の
工程がないといけないそうだ。
@いいんちょーの今日の「ひとこと」
どうもいいんちょーです。
ドライホッピングはバリバリやってくれ。そして、おいしいNEを日本でもたっぷり造っておくれ、以上。
参考文献
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