第2回 日本ビール検定 1級 試験 012の解説
012
一般的なビールの発酵方法に関する問題だったのだ。
(無断複写・複製・転載することは~、以下略。問題は詳しく書けない。ごめん)
発酵の種類には
大きく分けて
単発酵と複発酵がある。
単発酵は
原料中に糖分が元々ある場合で
発酵した時、付けられる名称。
例としては、
ワイン(ぶどう酒)シードル(りんご酒)
ミード(ハチミツ酒)プルケ(リュウゼツラン酒)
んんん。
複発酵は
原料中に糖分を持たない、
あるいは糖分が少ない状態から
加工によって糖分を作り出してから
発酵した時、付けられる名称。
さて、
単行、並行の違い・・・・・・
単行では
糖化 → 発酵とちゃんと順を追う。
並行では
糖化と発酵を同時に行うのである。
代表的な単行複発酵は
ビール、ウイスキー
代表的な並行複発酵は
日本酒、焼酎
これは原料の糖化の仕方の分けかたなので
単発酵には単行も並行も分ける必要がない。
元々、糖分ため糖化の工程が生じない。
単行、並行の分け方は
糖化しないと発酵することができない
複発酵にしかない。
ゆえに
ビールは
単行複発酵である・・・・・・
→ 並行複発酵、単発酵、並行単発酵は間違いX
ややこしかったな、この説明。
補足
ビールの糖化方法と発酵方法を
ちゃんと理解することで、
発酵の名称も覚えることができる。
ただし、
麦も日本酒造りと同様、
麹による糖化も可能である。
そういったビールが作られれば、
1級の問題として出題される
可能性がありそうだ。
(どの資料で読んだか思い出せないが、麹で糖化したビールを試みたが効率が悪く採算が合わないため、断念というような内容を読んだ覚えがある・・・・・ 資料をひっくり返して探して、見つけ次第に詳細を引用したい)
今のところ(2019年5月12日時点)
麦の麹での糖化ビールの
販売例は僕は知らない。
知ってる方、コメントください!!
@いいんちょーの今日の「ひとこと」
どうもいいんちょーです。
あー、あー、どこかで見た。
えー、えー、どこだっけ? っていうのがよくあって、資料が多くなるとこういう問題が出てきて困ります。何かいい作戦ないですかねぇ・・・・・・
参考文献