第3回 日本ビール検定 1級 試験 019の解説
019
ビールの泡に関する問題だったのだ。
(無断複写・複製・転載することは~、以下略。問題は詳しく書けない。ごめん)
プロテアーゼは
タンパク質 = プロテインを
分解する酵素である。
タンパク質が泡持ちをよくするが、
プロテアーゼはタンパク質を分解するので
逆である。
→ プロテアーゼにはビールの泡持ちを
よくする働きがあるは間違いX
グラスに残る泡の跡を「レーシング」
と呼ぶ、良い。
戦前日本、ビールの泡に関して裁判、良い。
よく泡を立てたほうが苦味が和らぎ、
味わいがマイルド、良い。
補足
泡裁判は
昭和15年夏・・・・・・
1940年か。
上野のビヤホールが客の苦情から
警察の調査となり
樽生ビールの仕入れ量より
ジョッキの杯数で計算した
販売量の方が多く問題となった。
泡裁判で鑑定人として呼ばれたのが、
醗酵学の先駆者で
坂口謹一郎という。
泡裁判は時々テレビなので
とりあげられるようだけど
1次資料を探してみたいのである。
@いいんちょーの今日の「ひとこと」
どうもいいんちょーです。
でたー!! やっと触れることができた泡裁判。坂口謹一郎先生の登場である。たまたま僕は、卒業時高校の図書館で岩波文庫の『日本の酒』を手に入れ、最近『世界の酒』を古本屋で手に入れた。結構探してたんですよ!
参考文献
『とりあえず、ビール! 続・酒と酒場の耳学問』 端田晶 講談社