第2回 日本ビール検定 1級 試験 020の解説
020
酒税率(2013年時点)に関する問題だったのだ。
(無断複写・複製・転載することは~、以下略。問題は詳しく書けない。ごめん)
【使用原料】
麦芽120 kg、デンプン 50 kg、さつまいも 30 kg、ホップ 1 kg
計算においては
とりあえず麦芽の使用量を
二等分を出しておく・・・・・・
麦芽 120 kgの半分
60 kg
簡略化したイメージとして、
これより副原料が少なければ、
ビールとされていた。(2018年3月末まで)
(注意!)
2018年4月より・・・・・・
簡略化したイメーでは
副原料が、麦芽の総量と同量
未満であればビールとなる。
それで副原料の合計が
デンプン+さつまいもで
50 kg+30 kg= 80 kg
60 kg(麦芽総量の半分) < 80 kg(副原料)なので
発泡酒であるとわかる。
!!
と、いうか
この年、2013年では
さつまいも使った時点で
発泡酒扱いだわ。
ではでは
発泡酒の場合税金は
〔麦芽〕1 対 1〔副原料〕以上
麦芽が多ければ・・・・・・
あるいは、
アルコール10 %以上の場合
税率は
220,000 円/kl
(350 ml換算で77円)
〔麦芽〕1 対 1〔副原料〕未満~
〔麦芽〕1 対 3〔副原料〕以上の場合
税率は
178,125 円/kl
(350 ml換算で62円)
〔麦芽〕1 対 3〔副原料〕未満の場合
税率は
134,250 円/kl
(350 ml換算で47円)
と、
いうことで、
〔麦芽〕1 対 1〔副原料〕以上
麦芽が多いため、
税率は220,000 円/kl
→ 80,000 円/kl 、134,250 円/kl 、178,125 円/klは間違いX
補足
ちなみに
80,000 円/klは
(350 ml換算で28円)
その他の発泡性酒類
=その他の醸造酒(発泡性①)
もしくはリキュール(発泡性①)
などが対象になる税率である。
この税率は2020年10月から
変更となる。
2020年10月、1回目の変更
→ 2023年10月、2回目
→ 2026年10月、税率統一
220,000円(77円)
→ 200,000円(70円)
→ 181,000円(63円)
→ 155,500円(54円)
178,125円(62円)
→ 167,125円(58円)
→ 155,500円(54円)
→ 変更なし
134,250円(47円)
→ 変更なし
→ 変更なし
→ 155,500円(54円)
80,000円(28円)
→ 108,000円(38円)
→ 134,250円(47円)
→ 155,500円(54円)
以上のような、変更が
予定されている。
具体的な数字を暗記する必要はないが、
大体のイメージは持っている必要がある。
変更となる年数は覚えておく。
@いいんちょーの今日の「ひとこと」
どうもいいんちょーです。
ただでさえ、税率の問題は難しいのに変更とかもうこんがらがる。でも、クラフトビールの値段が安くなると思うと嬉しいだな。