第2回 日本ビール検定 1級 試験 021の解説
021
中世イギリスビールに関する問題だったのだ。
(無断複写・複製・転載することは~、以下略。問題は詳しく書けない。ごめん)
時代の古い順を答える
並び変え問題。
・エールハウス
・スタウトポーター
この問題は
時代背景を想像できれば答えることができる。
エールハウスは
日本でいう、居酒屋やレストランや宿屋で
ビールを作っていた時代。
工業生産していなかったものと考えるが自然。
この3つの中で、1番古いのはすぐわかる。
大体9世紀とされる。
ペールエールとスタウトの関係が厄介だ。
ペールエールはテキストによると
1697年に作られたとされている。
(ここの裏付けがわからない)
ここはテキストに従うしかない。
スタウトはギネスの歴史中であるため
記録が残っており、
ギネス創業が1759年のため
大体そのくらいだと分かる・・・・・・
正確にはスタウトポーターは
1778年販売。
そのため順番は
エールハウス
→ ペールエール
→ スタウトポーター
となる。
補足
ペールエールに関して1638年には、
すでに製造されていたと
載せている本もある。
『ビール世界史紀行 ―ビール通のための15章』 村上満 ちくま文庫
びあけん顧問、端田先生の本
『ビールの世界史こぼれ話』 端田晶 ジョルダン株式会社
では、1790年代にボウ醸造所の
ジョージ・ホジソンさんが
インディア・ペール・エールを造った、
という内容が載っています。
そうなると
びあけんテキストでは、
ペールエールは1697年で年数指定。
端田先生は、
インディア・ペール・エールを
1790年以降としているため、
びあけんでの考え方は
→ インディア・ペールエール
としておきましょう、とりあえず。
(ビールの資料名物 情報がそれぞれ違う現象)
@いいんちょーの今日の「ひとこと」
どうもいいんちょーです。
ぬぬぬ、いんちょーはペールエールが大好きです。ひとつ勘違いしていたのは、IPAが作られて、その後、ホップの使用量が抑えられてペールエールができたものとどこかの本で読んだ記憶があった。よくよく調べてみるとそれは資料によって違うのだから困ってしまった。載ってたのはどの本かなぁ・・・・・・
参考文献
『ビール世界史紀行 ―ビール通のための15章』 村上満 ちくま文庫
『ビールの世界史こぼれ話』 端田晶 ジョルダン株式会社
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