第6回 日本ビール検定 1級 試験 006の解説
006
ビールの老化に関する問題だったのだ。
(無断複写・複製・転載することは~、以下略。問題は詳しく書けない。ごめん)
醸造工程でのラジカル類の発生は、
ビールの老化につながる、良い。
老化防止になる、良い。
老化すると段ボール臭、良い。
→ ホップのポリフェノールに
由来するは間違いX
補足
ホップのポリフェノールは
ラジカル類を不活性化するため酸化を
防ぐ。
酸素によって酸化とラジカル類が
発生するためなるべく接触させない
方がよい。
酸化されるとトランス‐2‐ノネナール
という段ボール臭の原因物質を
生成される。
リノール酸を酸化させる原因となる。
トランス‐2‐ノネナールの発生は
原料も酸化原因も両者麦芽由来である。
そこで、サッポロビールは
リポキシゲナーゼ‐1(LOX- 1)を
欠失した大麦を開発。
カナダでLOXレス大麦育種が
最も進んでいるという。
CDC PolarStar
CDC PlatinumStar
新品種CDC Goldstar
などが開発されている。
CDC=Crop Development Centre
国内では
きたのほし(札育2号)がある。
「旨さ長持ち麦芽」を100%使用(品種未公開)
サッポロ生ビール黒ラベル エクストラブリュー
きたのほし使用(使用量未公開)
サッポロ 北海道 奇跡の麦 きたのほし
@いいんちょーの今日の「ひとこと」
どうもいいんちょーです。
次回の試験はきたのほし出題されそう。ん? はるな二条も奇跡の麦じゃなかったっけ。何回奇跡が起きるんだわ。
原料へのこだわり | サッポロビールのこだわり | サッポロビール
参考文献
「旨さ長持ち麦芽」~大麦育種からおいしさに挑戦~|サッポログループの研究トピックス|サッポロホールディングス
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