第2回 日本ビール検定 1級 試験 016の解説
016
アルトの名前の由来に関する問題だったのだ。
(無断複写・複製・転載することは~、以下略。問題は詳しく書けない。ごめん)
古典的製法によって作られていることから
アルトという名前の由来となっている。
古典的というのは
19世紀において下面発酵が、
科学的に解明され始め、
それと比べ、古くから作られていた、
上面発酵ビールのことをいう。
ということで、
→ 古いホップを使う
歴史ある醸造所でつくられる
3回煮沸法で仕込むから は間違いX
補足
アルトビールに対して
新式のビールをノイビールという(らしい)
イギリスのエールに対して
ヨーロッパ大陸のビールをオリエンタルビールという(らしい)
語学がちゃんとできないので無責任です。
そんくらいの区別があるのかと思ってください。
@いいんちょーの今日の「ひとこと」
どうもいいんちょーです。
アルト、ソプラノ、テノールのアルトって関係ありますか?
参考文献
『ビール世界史紀行 ―ビール通のための15章』 村上満 ちくま文庫
第2回 日本ビール検定 1級 試験 015の解説
015
2013年(平成25)年のコンビニ限定販売に関する問題だったのだ。
(無断複写・複製・転載することは~、以下略。問題は詳しく書けない。ごめん)
サッポロ 蔵出し生ビール
→ サントリー グランドライ
アサヒオリオン 沖縄だより
キリン 濃い味デラックスは間違いX
サントリー グランドライは
2013年3月26日に販売された
第3のビール(第4のビールの方)
品目は「リキュール」となり、
商品のラベルは「リキュール(発泡性)①」と
表示される。
販売地域は全国である。
アサヒオリオン 沖縄だより
2013年7月23日に販売された
第3のビール(第4のビールの方)
品目は「リキュール」となり、
商品のラベルは「リキュール(発泡性)①」と
表示される。
販売地域は全国である。
キリン 濃い味デラックス
2013年3月26日に販売された
第3のビール(第4のビールの方)
品目は「リキュール」となり、
商品のラベルは「リキュール(発泡性)①」と
表示される。
販売地域は全国である。
補足
毎日立ち寄るコンビニはついでにビールコーナーをチェックするとよい。
スーパーをウロウロすると限定のビールと
違うビールの区別にも気づくようになる。
この問題
わざとわかりやすく、ビールと第3のビールで
分けているように思える。
また、新発売ビールの紹介はビール女子が早くて見やすい
ビール女子 | ビールで女の子を幸せにするWEBマガジン&コミュニティ
@いいんちょーの今日の「ひとこと」
どうもいいんちょーです。
こういう問題、解説が思いつかないから困る・・・・・・
解説し甲斐なし。
参考文献
新ジャンル「グラン ドライ」新発売 2013.1.9 ニュースリリース サントリー
「キリン 濃い味〈DELUXE(デラックス)〉」を新発売│2013年│ニュースリリース│キリン
サッポロ 蔵出し生ビール | ビールテイスト | サッポロビール
第2回 日本ビール検定 1級 試験 014の解説
014
ビールの消費量に関する問題だったのだ。
(無断複写・複製・転載することは~、以下略。問題は詳しく書けない。ごめん)
清酒の消費量を超えたのは何年代か。
昭和30年代である。
→ 昭和20年代、40年代、50年代は間違いX
冷蔵庫の普及とともに
消費が伸びたことを覚えておくと良い。
消去法でいくと
生産は厳しいと判断できる。
昭和40年代では
ドリフの時代
和田アキ子デビュー
大阪万博があったりする。
この時代には
もうかなり近代的で
ビールは生活に馴染んでいたといえる。
麒麟麦酒がシェア60 %であることを
考えると選択肢から消去が妥当・・・・・・
CMでは
男は黙ってサッポロビール
1970年(昭和45年) に三船敏郎が起用され、
今でも時々耳にする言葉が生まれた
時代だった。
昭和50年代は
選択肢としてあり得ない。
補足
僕は実は、昭和40年代が正解だと思っていた。
ちなみに、
清酒の製造量のピークが
1973年(昭48)で約1,421,000 klで
「清酒製造業の健全な発展に向けた調査研究」に関する報告書 平成 17 年 11 月 国税庁課税部酒税課
現時点最新テキストのP119の表では
1963年(昭38)時点で
ビールは約2,000,000 klをとっくに
超してしまっている・・・・・・
2020年5月15日追記
このリンクで明確に、
「昭和31年度には、ビールの生産数量が
清酒を抜いて第1位となりました。」と
記載されている。ということで、
びあけん1級対策委員会としては
1956年(昭31)を超えた年として覚える。
@いいんちょーの今日の「ひとこと」
どうもいいんちょーです。
ビールの消費量を探すのは簡単だったんだけど、日本酒、清酒の消費量探すのは難航した。答えの正当性を探すのに大変苦労した。問題を検証するのに難しいものを誰が事前に勉強して知識として持っていたのだろうか・・・・・・
とはいえ、それなりに調べるとちゃんと資料は出てきますねぇ。
参考文献
「清酒製造業の健全な発展に向けた調査研究」に関する報告書|国税庁
ビール広告の歴史 (1)|酒・飲料の歴史|キリン歴史ミュージアム
第2回 日本ビール検定 1級 試験 013の解説
013
米国有名ブランドビールの会社の本社所在地に関する問題だったのだ。
(無断複写・複製・転載することは~、以下略。問題は詳しく書けない。ごめん)
単純でよくよく間違えやすい問題。
アンハイザー・ブッシュ・インベブの本社所在地
それは、ベルギーである。
→ イギリス、アメリカ、ドイツは間違いX
補足
この問題は補足が長くなりそうだ・・・・・・
世界最大のビール会社である。
世界シェアは
27.44 % にもなる。
アンハイザー・ブッシュ・インベブを知るには
合併、買収の流れを知る必要がある。
この会社の始まりは、
バンコ・ギャランティカという
投資銀行から始まる・・・・・・
1989年 ブラジルのビール会社
ブラマのオーナーとなる。
(あ、モルツ スーパープレミアムの発売年だ!)
2000年
同じくブラジルのビール会社の
アンタルチカを買収
→ 社名をアンベブに変更
2004年
ベルギーの
インターブリューを買収
→ 社名をインベブに変更
ここで本社ベルギーとなるのだ!!
(重要)
2008年
アメリカの
アンハイザー・ブッシュを買収
→ 社名をアンハイザー・ブッシュ・インベブ変更
2012年
メキシコの
100 %子会社化
2016年
イギリスの
SABミラーを買収
( ↑ 当時世界シェア2位)
買収やらあるので、
別問題で解説。
→ (覚えてればリンクを貼る)
クラフトビーでは
グースアイランド・ブルワリーも
買収している。(2011年?)
流れ的には海外のWikipedia先生が
とても良い図を書いている。
ちなみに(2019年5月13日時点)
CEOは
カルロス・ブリト
米国三大大手銘柄を
「BMC」と略すそうだ。
@いいんちょーの今日の「ひとこと」
どうもいいんちょーです。
アンハイザー・ブッシュをついついアンホイザー・ブッシュとゴチャゴチャになってしまう、僕です。だって、古い資料にはアンホイザーってちゃんと書いてあるんだもん。古風な英語教師かって(笑)
参考文献
雑誌『日経ビジネス』 2016年4月11日発行第1836号 日経BP社
第2回 日本ビール検定 1級 試験 012の解説
012
一般的なビールの発酵方法に関する問題だったのだ。
(無断複写・複製・転載することは~、以下略。問題は詳しく書けない。ごめん)
発酵の種類には
大きく分けて
単発酵と複発酵がある。
単発酵は
原料中に糖分が元々ある場合で
発酵した時、付けられる名称。
例としては、
ワイン(ぶどう酒)シードル(りんご酒)
ミード(ハチミツ酒)プルケ(リュウゼツラン酒)
んんん。
複発酵は
原料中に糖分を持たない、
あるいは糖分が少ない状態から
加工によって糖分を作り出してから
発酵した時、付けられる名称。
さて、
単行、並行の違い・・・・・・
単行では
糖化 → 発酵とちゃんと順を追う。
並行では
糖化と発酵を同時に行うのである。
代表的な単行複発酵は
ビール、ウイスキー
代表的な並行複発酵は
日本酒、焼酎
これは原料の糖化の仕方の分けかたなので
単発酵には単行も並行も分ける必要がない。
元々、糖分ため糖化の工程が生じない。
単行、並行の分け方は
糖化しないと発酵することができない
複発酵にしかない。
ゆえに
ビールは
単行複発酵である・・・・・・
→ 並行複発酵、単発酵、並行単発酵は間違いX
ややこしかったな、この説明。
補足
ビールの糖化方法と発酵方法を
ちゃんと理解することで、
発酵の名称も覚えることができる。
ただし、
麦も日本酒造りと同様、
麹による糖化も可能である。
そういったビールが作られれば、
1級の問題として出題される
可能性がありそうだ。
(どの資料で読んだか思い出せないが、麹で糖化したビールを試みたが効率が悪く採算が合わないため、断念というような内容を読んだ覚えがある・・・・・ 資料をひっくり返して探して、見つけ次第に詳細を引用したい)
今のところ(2019年5月12日時点)
麦の麹での糖化ビールの
販売例は僕は知らない。
知ってる方、コメントください!!
@いいんちょーの今日の「ひとこと」
どうもいいんちょーです。
あー、あー、どこかで見た。
えー、えー、どこだっけ? っていうのがよくあって、資料が多くなるとこういう問題が出てきて困ります。何かいい作戦ないですかねぇ・・・・・・
参考文献
第2回 日本ビール検定 1級 試験 011の解説
011
「IPA is Dead 2013」に関する問題だったのだ。
(無断複写・複製・転載することは~、以下略。問題は詳しく書けない。ごめん)
BREW DOG社から発売された、IPA is Dead は
2011~2015まで1年事にシングルホップで
各4種発売していた。
この問題では2013年のホップについてで
2013では
エルドラド(アメリカ)
ゴールディング(イギリス)
ワイメア(ニュージーランド)
ダナ(スロベニア)
の4種類が発売されていた。
→ ギャラクシー(オーストラリア)は間違いX
補足
ついでに調べた2011~2015のホップも載せておく
2011
シトラ(アメリカ)
ブラムリング クロス(イギリス)
→ Bramling Cross or Bramling X
ネルソンソーヴィン(ニュージーランド)
ソラチエース(日本)
2012
チャレンジャー(イギリス)
ギャラクシー(オーストラリア)
モトエカ(ニュージーランド)
HBC(-)
2013
エルドラド(アメリカ)
ゴールディング(イギリス)
ワイメア(ニュージーランド)
ダナ(スロベニア)
2014
アマリロ(アメリカ)
EXP366(アメリカ)
コハツ(ニュージーランド)
コメット(ドイツ)
2015
チヌーク(アメリカ)
パイオニア(イギリス)
エラ(オーストラリア)
マンダリーナ・バーバリア(ドイツ)
とここで終わりと思いきや、
2016年5月からは「エース オブ」シリーズが始まる。
セッションIPA でABVで4.5 %という
第1弾 シムコー
2弾 チヌーク
3弾 シトラ
4弾 エキノックス
全部 (アメリカ)
(2019年5月11日時点)
@いいんちょーの今日の「ひとこと」
どうもいいんちょーです。
EXP366って何よ? なんなのよ? ちゃんと調べなきゃ。
何なんだろ~?
参考文献
New Brew Wednesday - Blog Article - Read It Now(Ace of Simcoe)
Aces (And Squid) High! - Blog Article - Read Now(Ace of Chinook)
Ace of Citra - BrewDog Blog Article - Read Now
Ace of Equinox - BrewDog Blog Article - Read Now
第2回 日本ビール検定 1級 試験 010の解説
010
小便小僧に関する問題だったのだ。
(無断複写・複製・転載することは~、以下略。問題は詳しく書けない。ごめん)
有名な銘柄のラベルに小便小僧が描かれている。
それはもう決まりきっていて
カンティヨン・グースである。
→ ブーン・クリーク、
リンデマンス・カシス、
デ カム・オード グースは間違いX
補足
ちなみにだ、
ベルギービールには小便小僧を描いたラベルの
有名銘柄はもうひとつある。
ブロンシュ・ド・ブリュッセルだ。
スタイルはベルジャンホワイトなので
カンティヨン・グースとは違う。
醸造所は
ルフェーブル醸造所
そのうち、
びあけんが「過去問対策」の対策で
出してきそうな気がする。
関連した内容や
似た要素のある内容は一緒に覚えて
頭の中で関連させるのが記憶に良い。
@いいんちょーの今日の「ひとこと」
どうもいいんちょーです。
小便小僧といえばベルギー。僕の中では、サントリーのスポーツドリンクの「ダ・カ・ラ」を思い出してしまう・・・・・・
2020年5月10日追記
これ、いいね。
参考文献
『ベルギービールの向こう側』 滝沢健二 株式会社ワイン王国
雑誌『Pen』 No.410 2016年8月1日 第20巻14号