びあけん1級対策委員会

日本ビール検定1級合格のための対策委員会

第2回 日本ビール検定 1級 試験 014の解説

 

014

 

ビールの消費量に関する問題だったのだ。

(無断複写・複製・転載することは~、以下略。問題は詳しく書けない。ごめん)

 

清酒の消費量を超えたのは何年代か。

昭和30年代である。

→ 昭和20年代、40年代、50年代は間違いX

 

冷蔵庫の普及とともに

消費が伸びたことを覚えておくと良い。

 

消去法でいくと

昭和20年代では終戦後のため

生産は厳しいと判断できる。

 

昭和40年代では

ドリフの時代

和田アキ子デビュー

大阪万博があったりする。

 

この時代には

もうかなり近代的で

ビールは生活に馴染んでいたといえる。

麒麟麦酒がシェア60 %であることを

考えると選択肢から消去が妥当・・・・・・

 

CMでは

男は黙ってサッポロビール

1970年(昭和45年) に三船敏郎が起用され、

今でも時々耳にする言葉が生まれた

時代だった。

 

昭和50年代は

選択肢としてあり得ない。

 

 

 補足

 僕は実は、昭和40年代が正解だと思っていた。

 

ちなみに、

清酒の製造量のピークが

1973年(昭48)で約1,421,000 klで

「清酒製造業の健全な発展に向けた調査研究」に関する報告書 平成 17 年 11 月 国税庁課税部酒税課

現時点最新テキストのP119の表では

1963年(昭38)時点で

ビールは約2,000,000 klをとっくに

超してしまっている・・・・・・

 

2020年5月15日追記

4. 戦後の酒と酒税|租税史料特別展示|税務大学校|国税庁

このリンクで明確に、

「昭和31年度には、ビールの生産数量が

清酒を抜いて第1位となりました。」と

記載されている。ということで、

びあけん1級対策委員会としては

1956年(昭31)を超えた年として覚える。

 

 @いいんちょーの今日の「ひとこと」

どうもいいんちょーです。

ビールの消費量を探すのは簡単だったんだけど、日本酒、清酒の消費量探すのは難航した。答えの正当性を探すのに大変苦労した。問題を検証するのに難しいものを誰が事前に勉強して知識として持っていたのだろうか・・・・・・

とはいえ、それなりに調べるとちゃんと資料は出てきますねぇ。

 

参考文献

国税庁 酒のしおり(平成19年3月)

「清酒製造業の健全な発展に向けた調査研究」に関する報告書|国税庁

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ビール広告の歴史 (1)|酒・飲料の歴史|キリン歴史ミュージアム