びあけん1級対策委員会

日本ビール検定1級合格のための対策委員会

1級にも役立ちそうな2級試験の考え方001

ここ数日、2級問題の過去問、

やり直していました。

いいんちょーの力量測定 2級編 - びあけん1級対策委員会

 

大体、90点代そこそこ。

 

それでもそれでも、

知らなかった問題、

間違えた問題がいろいろ。

 

ためになった部分があるので、

箇条書きでまとめたいと思う。

 

丸三醸造の流れは必ずでるだろう。

1887年(明20)創業

日本麦酒醸造と一緒、キリンの2年後ね)

1889年(明22)丸三麦酒発売

(しかしエビスビール発売より1年早い!!)

1899年(明32)カブトビール発売(10年差)

1906年(明39)根津嘉一郎筆頭株主

1908年(明41)加武登麦酒に改名

1921年(大10)合併、日本麦酒鉱泉設立

1922年(大11)ユニオンビール発売

1933年(昭8)大日本麦酒に合併

ねづっち関連なかなか覚えられないのよねぇ。

 

生産量もなんとなく覚えとかないと

ダメかも。高頻出の問題である。

 

2018年ビールの生産量は

1位は中国(当然)

2位はアメリカ(当然)

3位がアフリカ(ここに注目)

4位がメキシコ(う~む覚えいにくい)

5位ドイツ(やっとここでかっ)

6位ロシア(日本より多いのね)

7位日本(これは頭に入れとく)

8位ベトナム(ここも注目)

ビール消費量/生産量 2010~2018|キリンビール大学|キリン

 

ビール消費量/生産量 1975~1979|キリンビール大学|キリン

ビール消費量/生産量 1980~1989|キリンビール大学|キリン

ビール消費量/生産量 1990~1999|キリンビール大学|キリン

ビール消費量/生産量 2000~2009|キリンビール大学|キリン

なんとも、1975年~年まで

日本の生産量、消費量は5位、

いいときは4位だったりする。

 

ちなみに1988年に

中国が日本を抜かす・・・・・・

とうとう2001年中国トップになる。

地域別ではアジアは2009年にトップに。

 

生産量で

2002年、日本はロシアに抜かれ6位。

2003年、メキシコに抜かれ7位。

そっからずっと7位だから

2003年~2018年で16年連続7位。

(メキシコが2014年からさらに伸びる)

 

いいんちょーはうっかり、

3位ブラジルがわからなかったぞ。

もー覚えた。たぶん。

 

ビール純粋令を制定したヴィルヘルム4世は

1493年~1550年バイエルンを統治。

バイエルン公。

この人の当時、統治していた国が

わからなかった、僕。

 

テキストでは、

スタウトはギネス社が1778年としている。

(実は怪しい)

イギリスでは1697年にビール麦芽に課税。

ペールエールができるきっかけといわれる。

 

酵母

真菌類でサッカロマイセス属。

球形や楕円形。

大きさは5~10 ㎛

(ミクロン、マイクロメーターと呼ぶ)

※メモ 5~10 の 10⁻⁶

 

リポキシゲナーゼがよくわからない。

リノール酸を分解する酵素のようだ。

トランス-2-ノネナールを発生、酸化臭。

 

ホップのつるは時計回り。

多くの図鑑では右巻きとされる。

この回りが意外と難しい。

(学者によっては左巻きとする。)

棒に糸を時計回りに巻いた形と同じで、

棒がつねにつるの右側に接するものを

右巻きとしている。(時計回り)

 

うーん・・・・・・

つるの成長の進行方向と、

ねじの見方だと左巻きなんだけどね

アサガオのツルは左巻き、それとも右巻き?

広島の植物ノート付録 つる植物の右巻きと左巻き

これは、こんがらがるから忘れろ。

 

こんなビール知らなかったな。

Amazon.co.jp: 越の磯 越前福井浪漫麦酒 六条大麦 ゴールデンエール 5度 330ml×20本: 食品・飲料・お酒

通常、ビールは二条大麦を使う。

しかし、このビールは六条大麦100 %。

ファイバースノウという品種だそうだ。

どんな味かなぁ。

 

ベルギーの首都はブリュッセル

(単位は市なんだねぇ、笑)

問題ではベルギーホワイトビールが

ブリュッセルの特産としているが・・・・・・

 

復活させたのはピエール・セリスの

ヒューガルデン・ホワイトが最近だから

実際はヒューガルデン村のものじゃない?

謎。まぁいいか2級問題だし。2012年のだし。

 

あら、ついでに知ったことだけど

フランスではビエール・ブロンシュと

言うけれどそういう流れなのね。

「輝く」という意味ねぇ。

ブランシュ - Wikipedia

梅錦ブロンシュとか、スノーブロンシュとか

日本のクラフトでベルシャンホワイト。

 

ひとつ、これまでこの回しか出てないけど、

結構重要そうな税金の問題があった。

税の制度名についての問題で説明をしている

本はほぼない。今後出題はないと思うが

知っておくと面白いはず。

 

ビールの税金が発生するタイミングは

酒税なので、移出課税制度である。

蔵出しされるときに課税される。

そして、この税は従量課税制度である。

 

よく問題にされる酒類、品目で税金が

違うシステムは、分類差等課税制度だという。

酒税でも3種の制度によって

ビールの税が決まっているのだ。

 

日本のビール・発泡酒・新ジャンルと税 2011年

2011年と以前の税制ではあるが、

この年までのビール税の歴史が載っている。

税の勉強にはよい。

 

ビールの税については他に

「ビールを愉しむ」 上原誠一郎 ちくま新書

多少、ビールの検定について書かれている。

 

本当に暇ならば国税庁の講本の酒税法

読むとなにもかも理解できるかも?

国税庁 税務大学校 講本 第2編 酒税法

 

さてまだまだ、いいんちょーがひっかかる

問題がぞくぞくとある。

なのでパート002へ、どうぞ。

 

いいんちょーの今日の「ひとこと」

どうもいいんちょーです。

なんか税金に関していろいろあるから勉強が必要だけれど、ここ勉強しても満点は取れないんだろうなぁ。そして、無駄な知識が増えて、考えがまとまらなくなって点数下がる。たぶん。

 

参考文献

『ぷはっとうまい日本のビール面白ヒストリー 大日本麦酒の誕生』

端田晶 有限会社雷鳥社

 

菌類 - Wikipedia

酵母 - Wikipedia

サッカロミケス属 - Wikipedia

Porter (beer) - Wikipedia

Stout - Wikipedia

Guinness - Wikipedia

ギネス Extra Stout | ギネス | Guinness®

リポキシゲナーゼ - Wikipedia

ブリュッセル - Wikipedia

移出課税とは - コトバンク

従量税 - Wikipedia

国税庁 税務大学校 講本 第2編 酒税法