びあけん1級対策委員会

日本ビール検定1級合格のための対策委員会

第6回 日本ビール検定 1級 試験 037の解説

037

明治時代に関する問題だったのだ。

(無断複写・複製・転載することは~、以下略。問題は詳しく書けない。ごめん)

 

 

開拓使麦酒醸造所のビールが

政府高官に送られる際は、

取扱説明書が添えられた、良い。

 

桜田ビールはイギリス流の

上面発酵ビールを発売。

→ ドイツ流の下面発酵ビールは間違いX

 

生田秀が大阪吹田に構えた醸造所では、

近代ビールの3大発明がすべて

採用された、良い。

 

ジャパン・ブルワリー・カンパニーには、

明治19年(1986年)の増資で、

渋沢栄一や大倉喜八が株主に加わった、良い。

 

 

補足

開拓使麦酒が添えた取扱説明書は

「別単」という名前で当時一緒に

送られたという。

 

桜田麦酒、浅田麦酒はイギリス流で

覚えていれば答えられる問題だった。

1890年(明23)上野での内国勧業博覧会では

桜田麦酒、浅田麦酒、麒麟麦酒日本麦酒

有功三等賞であった。

 

生田秀(ひいづ)は1888年(明21)

ヴァイエンシュテファン中央農学校

(現ミュンヘン工科大学ビール醸造学部)で

7月~3月末の9ヶ月学び、日本人初で

ブラウマイスターの国家資格を取得した。

また、2週間コペンハーゲン

酵母の純粋培養法を学んでいる。

 

ジャパン・ブルワリー・カンパニーは

この年(1986年)の増資での日本人株主は、

渋沢栄一

後藤象二郎土佐藩士、政治家)

大倉喜八郎大倉財閥創立者

益田孝(三井物産社長)

荘田平五郎(三菱造船所支配人)

 

この問題すべて、

参考文献の端田晶顧問の著書を

読んでいれば載っている問題であった。

 

いいんちょーの今日の「ひとこと」

どうもいいんちょーです。

あぁ、後藤象二郎岩崎弥太郎、弥之助。竜馬がゆくを読んだ人は、うぉーーーってなる人達ですね、ハイ。

 

参考文献

 『ぷはっとうまい日本のビール面白ヒストリー』 端田晶 小学館

竜馬がゆく』 司馬遼太郎 文春文庫

岩崎弥之助 - Wikipedia

後藤象二郎 - Wikipedia

大倉喜八郎 - Wikipedia

大倉財閥 - Wikipedia

益田孝 - Wikipedia

荘田平五郎 - Wikipedia

 

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