第5回 日本ビール検定 1級 試験 004の解説
004
硬水化に関する問題だったのだ。
(無断複写・複製・転載することは~、以下略。問題は詳しく書けない。ごめん)
イギリスの地名に由来する
醸造用水の硬水化の技術を
バートナイゼーションという。
→ マンチェスティナイゼーション
スコティゼーション
アイレゼーションは間違いX
補足
有名なバートン・オン・トレント
水は非常に硬水だと言われています。
この地域の水は
1 L中
Ca²⁺が200~300 mg
Mg²⁺が50~60 mg
SO₄²⁻が600~800 mgだという。
これはすごい硬水。(こんなんテストにでないよ~)
当時流行ったペールエールを造るため、
醸造用水を真似する必要が時代的にありました。
@いいんちょーの今日の「ひとこと」
どうもいいんちょーです。
なぜか日本では水質の調整を「水を磨く」という。元々、日本は軟水だからほぼほぼ水を濁らすって方じゃないかなぁ(笑) 現代ではイオン交換樹脂というものを使い硬水化、バートナイゼイションは行われる。石膏ではないので楽だろうし、科学的になっている。
参考文献
『ビール世界史紀行 ―ビール通のための15章』 村上満 ちくま文庫
関連問題