びあけん1級対策委員会

日本ビール検定1級合格のための対策委員会

第4回 日本ビール検定 1級 試験 021の解説

021

 

ビール1 L中に対する炭酸ガスの量に関する問題だったのだ。

(無断複写・複製・転載することは~、以下略。問題は詳しく書けない。ごめん)

 

ビール1 Lには

炭酸ガス約5 g溶けている

→ 0.5、1、10は間違いX

 

 

補足

気圧で表すと

2.2気圧~2.5気圧といわれている。

ビールの炭酸ガス含量と

温度・圧力との関係(平衡圧図表)

よりそれが判断できる。

 

1 L中に5 g溶けている場合、

質量濃度で0.5 %になる。

標準の気圧では5 ℃のビールに

1 L中、5 g溶ける。

温度を25 ℃に戻すと容器内では

2.2気圧~2.5気圧となる。

 

体積を知りたい場合、

5 gと分かれば単純に比重で

炭酸ガス二酸化炭素の気体の

量を出せばよい。

 

炭酸ガスの気体の密度は

0.001977 g/cm³ なので

5÷0.001977≒2529.1 cm³

     ≒2.5 L となる。

結構な量が溶けている。

 

水1 L中、炭酸ガス2.5 Lなので

2.5 vol.ですね。

 

いいんちょーの今日の「ひとこと」

どうもいいんちょーです。

単純な問題だからこそ難しい。シンプルに思い出すことができない。同じような問題を何回も解いて覚えるしかない。

 

参考文献

『ビールのうまさをさぐる』 キリンビール株式会社編 裳華房

『世界に通用するビールのつくりかた大事典』 ジェームズ・モートン

村松静枝 訳) 株式会社エクスナレッジ

『ビール今昔そもそもビール論』 端田晶 ジョルダン株式会社

二酸化炭素 - Wikipedia

炭酸水 - Wikipedia

 

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