第3回 日本ビール検定 1級 試験 006の解説
006
苦味に関する問題だったのだ。
(無断複写・複製・転載することは~、以下略。問題は詳しく書けない。ごめん)
タンパク質とホップ由来の苦味成分は
ビールの泡持ちに とって重要、良い。
ビールの苦みはIBUという単位で
表されるが、これはホップの使用量、
煮沸の時間から計算によって求める。
→ 官能試験によって定められるは間違いX
ランビックは、古いホップを使う。
それは、苦味を減らすため、良い。
玉虫左太夫が「航米日録」で
「苦味ナレド~」と書いてある、良い。
補足
IBUは
インターナショナル・ビターネス・ユニットの略
日本語では国際苦味単位という。
ランビックは高い抗菌作用を必要とするため、
ホップを大量に使用する。
そのため、苦味が強すぎにならないよう、
ホップを長期保存し苦味成分を減らしている。
@いいんちょーの今日の「ひとこと」
どうもいいんちょーです。
ふふふー。実はホップを長期保存するとイソヴァレリアン酸が出てきちゃうのよねぇ。いわゆる、オフフレーバー。和名ではイソ吉草酸っていって、足の臭さの成分だから困ったものです。1度、イソ吉草酸というものを化学薬品の純物質で嗅がせてもらったことがあるよ。そう考えるとランビックの技術はすごいなぁ、変な臭いしないもの。
参考文献
ビール表面の分子と泡の安定性に相関があることを解明|2018年|ニュースリリース|キリン
苦味成分がビールの泡持ちを向上させる ~キリン社がビール表面の分子と泡の安定性の相関を解明~ | WANDS
『手作りビール読本 初心者から本格派・ガーデニング派まで』
笠倉暁夫 農山漁村文化協会
世界最苦級ビール「罰茶IPA」発売。罰ゲームの“あのお茶”がビール業界のホップ不足を救う!? | 新着情報 | 元祖地ビール屋【サンクトガーレン】