びあけん1級対策委員会

日本ビール検定1級合格のための対策委員会

第8回 日本ビール検定 1級 試験 031の解説

031

 

酒器や飲み方に関する問題だったのだ。

(無断複写・複製・転載することは~、以下略。問題は詳しく書けない。ごめん)

 

 

バビロニアにはビアホールがあり、

ストローで不純物をよけながら

ビールを吸っていた、良い。

 

開拓使麦酒醸造所のビールの

効能書きには

「氷を入れると爽快で美味しい」という

趣旨の文章が書かれている、良い。

 

タンブラーの語源は

「倒れる、ころぶ」であり、

獣の角でつくった器などを意味していた。

→ 飲酒による酩酊状態を表しているは

  間違いX

 

パウエル・クワックは人名由来、良い。

 

 

補足

シュメール人、バビロン人は

メソポタミア文明の人達。

ストローを使って不純物を

飲まないようにしていたと

されている。

メソポタミアは今のイランあたり。

 

氷塊を投ズレバ、

其味爽快ニシテ極メテ美ナリ

詳しい内容は

『ぷはっとうまい日本のビール面白ヒストリー』 端田晶 小学館

p110~112を読むとわかる。

 

パウエル・クワックについては

参考文献に貼ったリンクで。

 

いいんちょーの今日の「ひとこと」

どうもいいんちょーです。

パウエル・クワックの説明雑。まぁ、これは1問、出るわな。パウエルさんはなにをやっていた人か知らないなぁ、僕もちゃんと読まなくては。グラスにまつわるコラムを読んでいたら、この問題にまったく関係のないところだけど、長靴型グラスが「男女7人夏物語」に出て話題になったって書いてある。検索すると、さんちゃんがブーツグラス持っていて笑う。

 

参考文献

パウエル クワック (Pauwel Kwak) 【ベルギービールJapan】

 

関連問題

 

 

 

第8回 日本ビール検定 1級 試験 030の解説

030

 

仕込みの温度変化に関する問題だったのだ。

(無断複写・複製・転載することは~、以下略。問題は詳しく書けない。ごめん)

 

 

テキストのデコクション法(2回煮沸法)の

図を見てほしい。

 

ビールの泡持ち向上を図る場合は

50 ℃の状態の時間をできるだけ

長めにとるほうが望ましいは間違いX

 

65 ℃くらいの時間を短めにとると、

ビールのアルコール度数を高める

方向に作用するは間違いX

 

75℃くらいの温度までマイシェを

昇温させたあと、次の工程である

ワールプールタンクで、マイシェの

固形分と液体分を分離するは間違いX

 

100℃で2回煮沸する目的は、

マイシェの温度を上げることや、

ビールの味に厚みを加えることで

ある、良い。

 

 

補足

50℃で維持する状態はタンパク休止。

 

ビールの泡持ちを持続させるには、

タンパク質が多い方が持ちがよくなる。

(バランスの問題もあるが)

 

タンパク休止を長めにとってしまうと、

プロテアーゼとの反応が長くなるため

タンパク質はどんどんアミノ酸

分解されて行き、減っていく。

なので、泡持ちをよくするためだけなら、

タンパク休止は短い方がよい。

 

単純に持ちのよさを感じるには小麦を

使用したビールを見てみるとよい。

大麦と比べ、小麦はタンパク質の

含有量が多い。そのため泡持ちがよい。

ヴァイツェンやベルジャンホワイトなど

泡がもこもこと残る。

 

65 ℃は糖化。

糖化を短くするとアルコールになる元の

単糖、2糖、3糖が少なくなるため

アルコール度数は上げにくくなってしまう。

 

麦汁のろ過はロイターかフィルタープレス

である。

ワールプールは煮沸後のホップなどの

除去である。

 

ボヘミアンピルスナーやドイツビールの

昔ながらの製法を守っている醸造所は

トリプルデコクションを行っている。

メイラード反応が強く、加熱温度も高いため

コクがあるビールになる。

 

いいんちょーの今日の「ひとこと」

どうもいいんちょーです。

デコクション、必ず出るよねぇ。

トリプルデコクションにこだわる映像をたまたまテレビ神奈川tvk)の特番、『まっすぐ ハマのビール職人の822日』で見ました。鈴木信也さんという、ビール界では有名な人かつ若干面識のある人なので面白いので、どうにかこうにか見て欲しい。

 

参考文献

 

関連問題

 

 

 

第8回 日本ビール検定 1級 試験 029の解説

029

 

新ジャンルの税額変更に関する問題だったのだ。

(無断複写・複製・転載することは~、以下略。問題は詳しく書けない。ごめん)

 

 

「平成29年度税制改正」を受け、

2020年10月に施行される

新ジャンルの税額変更は

350 mLあたり28円から約38円へ上がる。

→ 税制の変更はない、

  48円から約58円へ、

  28円から約48円へは間違いX

 

 

補足

第8回 日本ビール検定 1級 試験 013の解説 - びあけん1級対策委員会

税額変更に関してはもはやこれで

覚えてしまった。しょうもない。

 

新ジャンルは350 MLあたり

ニッパー、サンバ、シナ、こっしーである。

28円→38円→47円→54円のゴロ合わせ。

 

いいんちょーの今日の「ひとこと」

どうもいいんちょーです。

やっぱり、発泡酒麦芽比率25 %未満)の変更の流れ、しなしなしな、こっしーは最高(笑)

 

参考文献

 

関連問題

 

 

 

第8回 日本ビール検定 1級 試験 028の解説

028

 

クラフトビールの定義に関する問題だったのだ。

(無断複写・複製・転載することは~、以下略。問題は詳しく書けない。ごめん)

 

 

2018年5月、

日本初でクラフトビールの定期を

発表したのは、

全国地ビール醸造者協会である。

 

日本地ビール協会

  ビール醸造組合、

  国税庁は間違いX

 

 

補足

日本地ビール協会の方は

僕は、あまり聞いた覚えがない。

 

日本地ビール協会

 クラフトビアアソシエーションである。

こっちの名称の方が聞く気がする。

日本地ビール協会 クラフトビア アソシエーション Craft Beer Association クラフトビール

CBAご案内

 

クラフトビアアソシエーションが

解答としてありえそうな解答である。

しかし、ビアフェスなどのイベントは行っては

いるが、広報活動をしているイメージはない。

定義をつくり、発表するということを

突然するのはこの団体の印象と離れている。

 

ビール醸造組合は大手4社の組合であるから、

クラフトの定義を発表する立場とは違うのは

すぐにわかる。

 

国税庁は発表してもおかしくはないが、

発表をするタイミングと意図、

さらにはそういったことがあったという

話はまったく聞いたことがなかった。

消去法で消せる選択肢。

 

実のところ、この年に発売された本に

記載されていた。

 『今飲むべき最高のクラフトビール100』 マーク・メリ、長谷川小二郎

 

ちなみに、

なぜだか全国地ビール醸造者協会のサイトに

アクセスできない。

今のところこのサイトの引用を読んで欲しい。

日本にも「クラフトビール」(地ビール)を定義している団体がある | CRAFT DRINKS

 

2021年5月21日追記

全国地ビール醸造者協会に

アクセスできました。

「クラフトビール」(地ビール)とは « 全国地ビール醸造者協議会

 

いいんちょーの今日の「ひとこと」

どうもいいんちょーです。

なんだ、どうした、全国地ビール醸造者協会、消滅した?

活動してるかどうか謎な団体だったからなぁ・・・・・・

 

参考文献

 『今飲むべき最高のクラフトビール100』 マーク・メリ、長谷川小二郎

株式会社シンコ―ミュージック・エンターテイメント

全国地ビール醸造者協議会

 

関連問題

 

 

 

第8回 日本ビール検定 1級 試験 027の解説

027

 

スーパードライに関する問題だったのだ。

(無断複写・複製・転載することは~、以下略。問題は詳しく書けない。ごめん)

 

 

製造後3日以内で出荷する

「鮮度実感パック」を毎月数量限定で

販売している、良い。

 

3 L、2 Lの容器も販売している。

→ 1 Lの容器販売は間違いX

 

1987年の新発売時は首都圏のみ。

→ 全国発売は間違いX

 

初の派生商品はドライブラック、良い

 

2つが該当。

 

(内容に該当するものが

いくつあるか選択する問題。)

 

補足

はじめて、スーパードライについて

ちゃんと調べてしまった。

 

まず、1 Lの缶はまだ売ってるもの

だと思っていたが、調べてみたら、

 

アサヒスーパードライ | アサヒビール

もう販売していない。

ボトルみたいなヤツが1 Lかと

思っていたらあれは2 Lと3 Lだった。

 

日本ビール缶大全を見てみると

確かに、あんな缶の大きさは

もう、売っていない。

 

「新鮮実感パック」は出題当時は

この名前であったが現時点には、

「工場できたてのうまさ実感パック」に

なっている・・・・・・ 名前微妙。

工場できたてのうまさ実感パック|アサヒスーパードライ|アサヒビール

 

1987年の発売時は首都圏のみ。

そうだよね、一旦テストするよね。

アサヒスーパードライ|ブランドサイト|スーパードライのこだわり|ビール|アサヒビール

 

ドライブラックに関しては

ニュースリリースがまだ残っていた、良い。

ニュースリリース 2012年2月22日|アサヒビール

スーパードライの25周年を記念したもの

だったようだ。

びあけん開始と同じ年。

 

いいんちょーの今日の「ひとこと」

どうもいいんちょーです。

当初のドライ戦争の他社のラインナップを見てると面白い。キリンDRYとか、サッポロDryとか見てて笑ってしまう。今も売ればいいのに。復刻しないかなぁ。

 

参考文献

タツミムック 日本ビール缶大全』 長谷川正人 辰巳出版株式会社

アサヒスーパードライ - Wikipedia

 

関連問題

 

 

 

第8回 日本ビール検定 1級 試験 026の解説

026

 

下面発酵に関する問題だったのだ。

(無断複写・複製・転載することは~、以下略。問題は詳しく書けない。ごめん)

 

 

下面発酵のビールは

アインベッガー・マイウルボック

ヴェルテンブルガー・バロックデュンケル

シュレンケルラ・ラオホビア・メルツェン

アウグスティーナ・ヘレス

 

4つが該当。

 

(内容に該当するものが

いくつあるか選択する問題。)

 

補足

下面発酵の流れを感じる問題だなぁ。

 

アインベックで、ボックが誕生して、

ウィンナーラガーができて、

メルツェンが先か、デュンケルが先か

わからないけど、

その後、ピルスナーができて 、

ミュンヘナー・ヘルとドルトムンダーとなる。

 

メルツェンは3月に仕込むビールで、

秋まで持たすためにつくるビールで

古くからあり、上面発酵、下面発酵に

分かれる前の時代からあったようだ。

 

逆にデュンケルについてはあまり、

時代の解説がない。

 

ピルスナーができるまでは、

ほぼすべて褐色であるため、

ほぼすべてのラガーが、デュンケル

なにがデュンケルかという区別が

なかったためではないだろうか。

 

いいんちょーの今日の「ひとこと」

どうもいいんちょーです。

うーむ。久々に村上満を読み返さなくてはダメだなぁ。もう忘れてる。やくみつるはた山ハッチじゃないよ。

 

参考文献

『ビール世界史紀行 ―ビール通のための15章』 村上満 ちくま文庫

 

関連問題

  

 

第8回 日本ビール検定 1級 試験 025の解説

025

 

イギリス発祥のスタイルに関する問題だったのだ。

(無断複写・複製・転載することは~、以下略。問題は詳しく書けない。ごめん)

 

 

ポーターの名前は、パブに

樽が到着した際の掛け声が

由来との説がある、良い。

 

イングリッシュスタイル・ブラウンエールの

誕生は20世紀になってからと言われている、

良い。

 

イングリッシュオールドエールには、

バーボンやシェリーの樽で熟成された

ものがある、良い。

 

スコティッシュエールはスコッチエールより

アルコール度数は低めである。

→ 高めであるは間違いX

 

 

補足

ポーターの説はいろいろとある。

「ポーター」という掛け声由来説

港の荷物運び労働者に提供が由来説

 

PorterはTransporter、Inporterの

語源となっているPorterだろう。

Transporter、Inporterどちらも

ビールヲタクには親しみのある言葉ね。

 

ブラウンのエールはかなり古い時代から

あったが、ここでたずねているものは、

イングリッシュスタイル・ブラウンエール

という特定のスタイルのことである。

まず、その違いに気づかないとまずい。

 

英国における、ブランエールの代表は、

ニューキャッスルである。

スコティッシュニューキャッスル

 

テキストには、ニューキャッスル

1925年、J. ポーター大佐が考案した、とある。

なんとも紛らわしい。

Wikipedia先生的には1927年?

Newcastle Brown Ale - Wikipedia

てか、スコティッシュニューキャッスル

会社の説明項目より、ビールの項目の方が、

説明詳しいの謎。

 

 ちょっとまって、

イングリッシュ・オールドエールと

バーレイワインと何が違うの?

よくわからん。

 

イングリッシュ・オールドエールの

一種が、バーレイワイン?

それとも、バーレイワインの一種が

イングリッシュ・オールドエール?

わからん。

 

スコッチエールはウィスキーの

スコッチを思い浮かべて、

スコットランドのエールよりも

スコッチっぽいエールの方が強いと

変な覚え方で対処している、

真似はおすすめしない。

 

いいんちょーの今日の「ひとこと」

どうもいいんちょーです。

バーレイワインかバーレーワインかいつも悩みます。商品名のときは、そのまま記載します。スタイルの場合は、テキストに準拠して、バーレイワインと書くことにします。僕的にはバーレーワインの方がなんとなくすっきりします。バーレイって字面、なんか古臭くみえます。なんなら、バーリーワイン?

 

参考文献

『ビール世界史紀行―ビール通のための15章』 村上満 ちくま文庫

 

関連問題